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アートってなんだろう?
秋・あき
「芸術の秋」とやらがやってきましたね。
読書をしてみたり
美術館に行ってみたり
なんだか色々楽しそうだこと^^
はてさて
でも、そもそも芸術って何だろう?
アートとは一体なんぞや?
絵本は教育なのか?アートなのか?
とか
芸術たるもの
トゲとか、爆発とかが無いとダメなのか??
とか
じっくり考えてみると
アートって意外と分からない事だらけだよね
(私だけかな??)
そんなあやふやな私ですが
アートについて思ってることが一つあって
それは
「毎日を健やかに生きていく」
っていうことなんだ
人生には二つの道がある?
これは昔々、鎌倉時代に
「道元っていうお坊さん」が言っていた事らしいんだけど
なにやら
人生には二つ道があるらしいんだよね
ひとつは
『人生を美しく、作っていくための道』
そしてもうひとつは
『人生は美しい、っていうことに気づくための道』
![](https://ehon-maedayuki.com/wp-content/uploads/2019/10/エンディング3-1024x718.jpg)
ともすればさ
生きていくってことは
勉強して、いい仕事についたり
お金を稼いで、家や車を買ったり
「人生を美しくデコレーションする為」の
計画やノウハウで埋め尽くされがちだけれどもさ
本当の事を言うと
「毎日変わらずに、日が昇って沈む」
そんな現象一つとっても
アンビリーバボー!な出来事なわけで
何は無くとも
生きていることは素晴らしい
でもそれは形にはならないものだから
それを感じる為の道しるべとして
それを感じる心を育む為の道具として
アートっていうものは
あるんじゃないかなぁ?
って、私はいつも思っているんだ
例えば
それは四季の移り変わりかもしれないし
思い通りにならない、心の動きかもしれないし
温かい味噌汁とご飯の事かもしれないんだけどね^^
![](https://ehon-maedayuki.com/wp-content/uploads/2019/10/エンディング1-1024x718.jpg)
もちろん!
この世に生まれ落ちたからには
立身出世を目指して頑張ることも、大いに結構だから
何事もバランスなのかもしれないけれども。
でも
自分はまず、絵本を描く身として
子どもたちが
「人生を上手に生きていくスキル」を身に付けることと同じくらい
何は無くとも「毎日楽しく生きていける感性」を
持って欲しいなぁ、と思いながらペンを動かしているよ
そして
そんな自分の絵本が
未来ある子どもたちの「心のこやし」になれたとしたら
これ以上嬉しいことはないよね^^
読み終わったら
毎日にワクワクを感じる絵本
うん、
そこまでいったら「アート」と呼んでも
いいかもしれないな!
…
なにがあっても健やか
なにがなくても健やか
そうありたいねぇ^^
芸術の秋に
そんな事を考えてみました。
by まえだゆうき
毎日がワクワクする絵本!
そんなことを考えながら、新作絵本描いてみました^^
ぜひ、見ていただけたら嬉しいです!
絵本「エスカレーター」よみきかせ
じっくり絵本が読みたい方、おまけの絵本まで読んでみたい方はこちらから!
ありがとうございました!